球界一体で復興支援…選手会12・4被災地交流イベント

[ 2011年11月1日 06:00 ]

 労組・日本プロ野球選手会(会長=阪神・新井貴浩内野手)は31日、東日本大震災で被害の大きかった岩手、宮城、福島で現役選手による被災地交流イベントを12月4日に行うと発表した。

 復興支援を目的に、福島県いわき市では「ベースボール・クリスマス2011 IN いわき」(後援・スポニチなど)と銘打ち、いわきグリーンスタジアムでキャッチボールやトークショーなど選手とのふれあいイベントを開催。また、岩手と宮城では「ベースボール・キャラバン」として巡回イベント(訪問地は現在調整中)を実施する。

 福島で行う「ベースボール・クリスマス」は、選手会が継続して行っている地域連携型のファンイベント。今年は休止する予定だったが、復興支援という形で被災地で行うことになった。キーメッセージは「FOR OUR KIDS」。復興とは「その街に残る人をつくること」であり、10年後、20年後の復興の担い手となるのは間違いなく今の子供たちという考え方だ。イベントには選手のほか現役の審判員、女子野球選手も参加。球界一体となって被災地に夢と希望を届ける。

 ▼日本プロ野球選手会・新井選手会長(阪神)少しでも笑顔を届けられたらうれしいです。

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2011年11月1日のニュース