マエケン早くも6敗目…野村監督「次は1割の打者なのに」

[ 2011年7月8日 22:13 ]

6回に4失点し、ベンチに戻る広島・前田健

セ・リーグ 広島3-4巨人

(7月8日 東京D)
 3―0の6回、広島の前田健は巨人打線につかまり、逆転されてマウンドを降りた。先頭打者からの5連打を含む6長短打を集中され、一挙に4失点で6敗目を喫した。1点目を失った時には余裕の笑みも見せたが、試合後は「最悪でも同点で終わっておかなければ…」と険しい表情だった。今季は好調が続かない。味方が得点した直後や勝負どころの終盤での失点も目立つ。大野投手チーフコーチも「これから、という時につかまってしまう」と頭を悩ませる。エースが信頼を取り戻すには、しばらく時間がかかりそうだ。

 ▽野村監督(坂本に勝ち越し打を浴びた前田健に)「あそこで坂本に勝負にいくのは…。次は(打率)1割の打者(松本)なんですけどね」

 ▽石原(前田健をリード)「(六回は)特別な何か変わったというわけじゃない。結果として打たれたというだけ」

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