イチロー不在の球宴「出場に値する選手はたくさんいるが…」

[ 2011年7月8日 09:27 ]

 米大リーグのオールスター戦(12日・フェニックス)の両軍監督が7日、電話会見し、初めてア・リーグを率いるレンジャーズのワシントン監督は「昨年敗れているので、今年は勝利を取り返したい」と抱負を語った。

 同監督は、11年連続の球宴出場を逃したイチロー(マリナーズ)の名前には言及しなかったが、選手選考については「出場に値する選手はたくさんいるが、選べる人数は決まっている。強力な布陣を選んだつもりだ」と語った。

 昨季のワールドシリーズ覇者で、ナ・リーグを指揮するジャイアンツのボウチー監督は「普段はその打順で打つことのない8、9番打者に誰を持ってくるかが頭が痛いところ」と説明。先発はカーショー(ドジャース)、ハラデー(フィリーズ)、ジャージェンズ(ブレーブス)の3人から選ぶことを明らかにした。

 勝ったチームにはワールドシリーズの本拠地開幕権が与えられる。昨年の球宴は1分けを挟んで12連敗中だったナ・リーグが3―1で勝った。(共同)

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2011年7月8日のニュース