「そういう動きはできない」福留“見えたふり”で痛恨エラー

[ 2011年7月8日 12:11 ]

ナショナルズ戦の1回、左前打を放つカブス・福留

ナ・リーグ カブス10―9ナショナルズ

(7月7日 ワシントン)
 カブスの福留孝介外野手は7日、ワシントンでのナショナルズ戦に「1番・右翼」で出場し、5打数1安打だった。内容は左前打、一ゴロ、二飛、中飛、二ゴロで打率は2割7分2厘。チームは10―9で勝った。

 福留に今季2個目の失策が記録された。4回、薄暮の空に高く上がった飛球を見失ったが「打者走者に余分な塁を与えたくなかったから」と、見えているように振る舞ったことが影響したようだ。試合後は「見えなかったというジェスチャーをすれば二塁打だったんだろうね。ランナーを進めたくなかったから、そういう動きはできない」と、がっかりした表情だった。

 打撃では1回に左前打を放ち、5打数1安打。試合は両軍計28安打の乱打戦をチームが10―9で制し「0―8からひっくり返したんだから、意味はあると思うよ」と淡々と話した。(共同)

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2011年7月8日のニュース