建山 35歳のメジャー初勝利!「チームの一員になれた」

[ 2011年6月22日 12:40 ]

サヨナラ打を放ったモアランド(左)と抱き合って勝利を喜ぶレンジャーズ・建山

レンジャーズ5―4アストロズ

 レンジャーズの建山義紀投手は21日、アーリントンでのアストロズ戦で4―4の延長11回に4番手で登板し、危なげない投球で1回を無安打無失点。その裏に先頭のモアランドが右越え本塁打を放って5―4でサヨナラ勝ちし、メジャー初勝利を挙げた。

 35歳でのメジャー初挑戦。開幕はマイナーで迎えたが、建山は着実に結果を残し続けることでチャンスをつかんできた。5月24日に大リーグデビューした後も試合展開に関係なく黙々と投げ続け、信頼を勝ち取った。僅差での登板も増え「ゼロで抑えていればいつかは勝てるかなと思っていた」という。

 ウイニングボールは「メジャー初登板の1球目とメジャー初セーブのボールと一緒に、家にでも飾ろうかな」という建山。ロッカールームではチームメートからのビールかけで祝福され「チームの一員になれたという気がした。すごい一日でした」と感慨深そうに話した。(共同)

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