「急に言われた」福留 16打席ぶりヒット

[ 2011年6月22日 15:05 ]

カブス2―3ホワイトソックス

 カブスの福留孝介外野手は21日、シカゴで行われたホワイトソックス戦の8回に代打で出場して右前打を放ち、そのまま右翼の守備に就いた。1打数1安打で打率は2割8分8厘。チームは2―3で敗れた。

 1点を追う8回の先頭として、代打で登場した福留は「(右投手の)投球練習が始まっているときに、急に言われた」そうで、準備もそこそこに打席へ。

 そこで速球派の左腕ソーントンに交代。ファウルで粘りながらフルカウントまで持ち込むと、10球目の甘い速球を右前に運んだ。「1打席しかない中で1本出たのは良かった」。16日に本塁打を放って以来の、16打席ぶりの安打となった。

 後続が凡退してチームは競り負けたが「明日からの試合につなげられればいい」と、スランプ脱出への手応えを感じていた。(共同)

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2011年6月22日のニュース