「慣れてるから」松井 今季初左翼いきなりナイスキャッチ

[ 2011年6月22日 11:54 ]

メッツ戦の3回、レイエスの打球を好捕するアスレチックス・松井

アスレチックス7―3メッツ

 アスレチックスの松井秀喜外野手は21日、ニューヨークでのメッツ戦に「4番・左翼」で出場し、今季初めて守備に就いた。打っては5回の第3打席で左前打を放つなど2打数1安打1打点。内容は中犠飛(打点1)、四球、左前打、投ゴロ、四球で、日米通算500本塁打は持ち越しとなった。打率は2割2分5厘。チームは7―3で勝ち、6連勝。

 先発では昨年7月28日以来となる左翼の守備に就いた松井は、5度の守備機会を無難にこなした。3回1死でレイエスの左中間への大きな飛球を背走しながら捕球すると、7回には左翼ファウルグラウンドでフェンスにぶつかりながら捕球。ベンチを沸かせた55番は「左翼は慣れているポジションだからそんなに問題なくできた。最初の左飛はもたもたした感じだったが、それ以外は大丈夫だった」と振り返った。

 バットでも犠飛で先制点を挙げるなど、チームの6連勝に貢献。左翼の守備位置で勝利の瞬間を味わい、同僚にハイタッチで迎えられて「いつぶりなんだろうね。良かった」と笑顔を見せた。(共同)

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