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変身!速球派の斎藤「2軍に来てから1番の出来」

斎藤はイースタン・巨人戦に登板し7回を7安打3失点

イースタン・リーグ 日本ハム12-3巨人
(6月21日 鎌ケ谷)
 ニュー佑ちゃんだ!左脇腹を痛め2軍で調整中の日本ハム・斎藤佑樹投手(23)が21日、イースタン・リーグの巨人戦(鎌ケ谷)で「変身」を遂げた。これまでの変化球に頼った投球から直球、ツーシームの速球系を多投し、7回を7安打3失点(自責点2)。2軍戦では4月10日ヤクルト戦(戸田)以来の2勝目を挙げた。先発で1軍復帰となる29日のロッテ戦(札幌ドーム)に向け、これが2軍での最終登板となる中、新たな投球スタイルを確立した。

 自分にはこんな投球ができる。それを証明したかった。5月8日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で左脇腹を痛めてから、2軍で3度目のマウンド。斎藤はようやく納得できるものを手にした。

 「きょうは直球系でいこうと考えた。2軍に来てから1番の出来。これまでもずっと直球を追い求めてきたし、あとは1軍でどれくらいできるかかな」

 7回を7安打3失点。5回には脇谷に本塁打も浴びた。結果だけを見れば、平凡ともいえるが、投球内容はこれまでと一変した。

 この日は全100球。その中で直球33球、ツーシーム29球と速球系が計62球を締めた。試合前、斎藤は自分に2つのノルマを課していた。(1)「真っすぐで最後まで投げ通すこと」(2)「勝利するために相手打線を抑えること」――。振り返ればキャンプからのテーマだった。1軍では4試合に登板して、2勝0敗。しかし、どこか不完全燃焼だった。自分本来のスタイルを発揮できなかったからだ。

 5月1日の西武戦(札幌ドーム)では5回まで1失点ながら、6回にフェルナンデスに9球連続でスライダーを投じて適時打を浴びた。直球やツーシームに磨きをかけなければならない、その必要性を痛感する瞬間となった。その意味で、2軍での1カ月半は自分の力量を冷静に見つめ直す時間ともなった。「1軍にいたときよりもレベルアップできたと思う」。今回初めて実戦でバッテリーを組んだ捕手・今成もその変身ぶりを感じた。「ツーシームの曲がりが遅くて、打者が“あっ”と思ってもバットが止まらない。いい高さに投げれば、斎藤の中にもゴロのイメージができていたはず」。3回1死一、二塁で中井をツーシームで遊ゴロ。失策から二塁走者の生還を許したが、この投球も理想通りだった。

 「ケガで2軍に来たことで、野球をできるありがたさと、人のありがたみを感じた。ここまでファンが来てくれる。それが頑張るためのモチベーションとなった」。1軍復帰登板となる29日ロッテ戦への臨戦態勢は整った。当面は鎌ケ谷で調整を続け、27日にも札幌入りし、1軍合流する。

[ 2011年6月22日 06:00 ]

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