松坂手術 「可能性が非常に強まった」と指揮官

[ 2011年6月4日 08:47 ]

 米大リーグ、レッドソックスのフランコナ監督は3日、右肘痛で故障者リスト(DL)入りしている松坂大輔投手(30)について「手術の可能性が非常に強まった。どこで、いつ、誰がやるか、それを詰めている最中」と述べ、右肘靱帯の修復手術を受ける見通しであることを明かした。同監督はこの日の午後7時10分(日本時間午前8時10分)開始予定のアスレチックス戦の試合中にも最終判断が出るとの見方も示した。

 これまで手術の必要性を否定していたフランコナ監督は、2日に松坂、球団トレーナーらと会談し「彼に必要な道なら、それをサポートする」と方針を転換。3日の試合中にチームドクターと、5月31日に松坂を診察した肩と肘の権威、ヨーカム医師が話し合う。

 靱帯修復手術は、復帰まで通常1年以上かかるが、実戦復帰の見通しについて同監督は「まだ手術を受けてもいないのだし、全く分からない。ただ松坂は、来季復帰して、貢献する強い意欲を示してくれた」と話した。

 レッドソックスは3日、松坂を15日間から60日間のDLに移した。(共同)

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2011年6月4日のニュース