西武 勝ちきれず…サヨナラ弾浴びた野上は2軍降格

[ 2011年6月4日 22:37 ]

中日戦に先発した西武・帆足

交流戦 西武1-2中日

(6月4日 ナゴヤD)
 西武は勝ちきれなかった。1―0の9回1死から岡本篤が3連打を許して同点とされ、3時間半を超えた延長11回には野上が2死無走者から平田に痛恨の一発を浴びた。渡辺監督は「打たれるべくして打たれた。完璧に置きにいった」と険しい表情を浮かべ、今季初登板だった野上は2軍降格が決まった。

 先発の帆足が6回無失点と好投し、5回の先制点は5年ぶりとなる打点で自ら奪った。ただ、前回登板で左肘の張りを訴えたため、継投に頼らざるを得ない状況。打線も今季ワーストの2安打と、最後まで投手陣を援護できなかった。

 ▽岡本篤(九回に同点とされ)「帆足さんに申し訳ないことをしたが、切り替えていきたい。この次が大事」

 ▽野上(サヨナラ本塁打を浴び)「何もないです」

 ▽帆足(6回無失点。五回に先制打)「走者は出したが、先頭を抑えることができたので、大きな傷口にならずに済んだ。(先制打は)たまたま」

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2011年6月4日のニュース