内川 4試合で待望初安打に「ほっとした」

[ 2011年3月3日 06:00 ]

<ソ・神>2回1死一塁、右前打を放つソフトバンクの内川

オープン戦 ソフトバンク0―3阪神

(3月2日 ヤフードーム)
 ソフトバンク・内川のバットから待望の初安打が出た。2回1死一塁から阪神の左腕・能見から右前へクリーンヒット。外角高めの136キロ直球を逆らわずに打ち返した。オープン戦4試合、10打席目でようやく快音を響かせた内川は「何と表現していいか分からないけど、ほっとした部分はある」と少しだけ表情を緩めた。

 横浜で08年にセ・リーグの右打者最高打率・378をマークした内川だが、結果が出ずにもどかしい日が続いていた。浮上のきっかけとなったのは秋山監督の助言。試合前に直接指導を受け「ちょっとしたボールの待ち方を教えてもらった」と感謝した。

 だが第2打席以降は二邪飛、三振と倒れ、満足はしていない。「自分の中でまだやらないといけないことは多い。1本出たからといって、ゆっくりはしてられない」。本領を発揮するのはこれかだ。

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2011年3月3日のニュース