松井、開幕アーチ宣言「場所がどこでも打ちます」

[ 2011年2月2日 06:00 ]

自身の似顔絵を彫ったレリーフにサインする松井

 アスレチックスの松井秀喜外野手(36)が1日、開幕アーチを宣言した。イメージキャラクターを務める建設機械総合メーカー・コマツの金沢工場(石川県金沢市)を表敬訪問。野路國夫代表取締役社長兼CEOから「初戦で看板にぶつけてもらいたい」と、4月1日のマリナーズ戦(オークランド)での本塁打をお願いされると、「狙いたい。場所がどこでも打ちます」と看板直撃弾を約束した。

 同社は03年から9年連続で松井の本拠の右翼ポール付近に看板広告を設置。今年も掲げる方針だ。経済難のチームにとってもうれしいニュースで、現在日米2499安打(日本1390、米1109)で、2500安打に王手をかけている松井が一発が放てばこれ以上ない恩返しになる。

 チームは第2ユニホームの色を黒から黄色に変更すると発表。星稜時代は薄黄色だっただけに、松井は「愛着?そりゃあるでしょう」と歓迎した。コックピットに入った超大型油圧ショベル「PC 4000」を、自身の打撃に重ね「精密かつ力強さ。(打撃の)理想だろうね」と語るなど、終始ご機嫌だった。

 ≪ゴジラも佑ちゃんに“興味”≫松井も日本ハムの斎藤(早大)の動向が気になるようだ。9年間日本の野球から離れているだけに、国内一斉キャンプインの2月1日に特別な感慨はないようだが、話題の新人に関してだけは「斎藤君とかは気になるよね」と話した。日本球界の話題を一身に集める右腕の存在に、ゴジラも注目していた。

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2011年2月2日のニュース