ポスト西岡任せろ!荻野貴、決意の遊撃ノック

[ 2011年2月2日 06:00 ]

特殊グラブでノックを受ける荻野貴

 外野から遊撃へ転向したロッテの2年目の荻野貴が第一歩を踏み出した。「ポスト西岡」の期待がかかる中、遊撃で約20分間のノックを受けた。昨年5月には右膝を手術し、回復具合は8割程度。ほぼ正面の打球に限られたが、確実に処理し「まだまだです。慣れてくると思うし、これから上げていきいた」と話した。

 遊撃を守るのは関学大時代以来3年ぶり。全体練習でフルメニューをこなしたのも手術後初めてだった。「踏ん張ったりする動きに、一瞬怖さがある」というのももっともだ。だが、青山総合コーチは「無理だったら連れて来ない。痛みはあるというが、乗り越えていかないといけない」。外野用グラブも持参しているが、荻野貴も「今は遊撃しか考えていない」と強い決意。昨季46試合で25盗塁の俊足を最大限に生かすため定位置を勝ち獲る。

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2011年2月2日のニュース