過去最高のサバイバル…落合監督「競争激しく」

[ 2011年2月2日 06:00 ]

平田のフリー打撃を見守る 落合監督(右後方)

 過去最高のサバイバルキャンプだ。中日の落合博満監督(57)が1日、就任8度目の春季キャンプは、これまで以上に競争が激化することを予告。球団史上初の連覇に向けて、昨季のV戦士と新戦力を徹底的にふるいにかける方針を示した。

 「今年は“ここにこの選手”というのをそんなに決めていない。競争は激しくなる。ある程度ハイレベルな争いをしてもらわないといけない。そのためにこっちが何をするべきかを考えます」

 現時点でレギュラーが確約されているのは和田、森野、荒木のみ。二塁は井端に堂上直が挑戦し、一塁はブランコと新助っ人・グスマン(オリオールズ2A)、カラスコ(ドミニカ)らが争う。和田以外は未定の外野にはブランコ、グスマンも起用テストされる見込みで、最激戦区だ。

 「切磋琢磨(せっさたくま)しながら力は上がっていく。対抗馬がいていいんじゃないか」

 1月30日の沖縄入り時には「オレは何もしないよ。今のところはな」と話していた指揮官だが、この日はいきなり平田に直接指導を施し、フリー打撃もおかわりさせた。今年のオレ流キャンプもどこよりもハードで濃厚なものになりそうだ。

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2011年2月2日のニュース