嵐の前の静けさ?初日の観客数は800人

[ 2011年2月2日 06:00 ]

大勢の記者や警備員に囲まれ球場入りする斎藤

 日本ハムの春季キャンプ初日の観客数は800人と意外!?に少なめだった。朝8時から選手宿舎前の駐車場でパトカー2台を出動させた名護警察署は「休日になってからでしょう」と9時前には署へ戻った。

 それでも、斎藤投手が練習場所を移るたびにファンは大移動。東京都渋谷区の会社員、照屋沙耶香さん(28)は「今年からファンになった。爽やかで、格好いい」と声を弾ませた。また、球場正面横の球団グッズコーナーは午前9時前から親子連れの列ができる盛況ぶり。お目当ては「SAITOH」とネームの入ったプレーヤーズTシャツ(3000円)。「斎藤選手の品物が一番出てますね。売り上げ数は集計してませんが、まずまず」とグッズ担当者はホクホク顔だった。

 観客は少なめだったが、報道陣は沖縄のテレビ局から出動したヘリ2台を含め、56社423人が集結。島田利正球団代表は「報道陣の数はことしが一番多いと思う。ファンでない方にも野球に関心を持ってもらうきっかけになれば」と期待した。

続きを表示

2011年2月2日のニュース