ロッテ 初の3連戦3連敗

[ 2010年6月27日 19:07 ]

 【ロッテ3-10日本ハム】流れをつかめない。西村監督は「かみ合っていない」と、消沈した声だった。ロッテは今季初の同一カード3連戦3連敗を喫した。

 立ち上がりからつまずいた。一回2死二塁で西岡が小谷野のゴロをはじき、先制を許す。先発の小野はそこから3連打され、さらに2失点。六回には秋親、七回には内が四球をきっかけに崩れた。ミスや四球が失点につながり「そういうケースで点を取られる場面が多い。もったいない」と指揮官は嘆いた。
 リーグ戦再開後は2勝5敗と失速。先発投手陣は7試合計39回2/3で28失点と、大量失点が目立つ。先発枠の一人の唐川は負傷の回復が長引いて復帰のめどが立たず、軸となるべき成瀬も不安定な投球が続く。明るい材料が見当たらない中、この日先発の小野は「自分の投球で何とかしないといけないという気持ちが、変な力みにつながった」。チームが負の連鎖に陥っている。
 首位西武とのゲーム差は4に開き、踏んばりどころを迎えた。西村監督は「先発が試合をつくってくれれば、何とかなる」と願うように言った。

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2010年6月27日のニュース