2位に今季最大の4差!西武、脇役が活躍

[ 2010年6月27日 18:31 ]

 【西武4―2オリックス】西武は脇役の活躍が光った。1―1の六回に石井義の犠飛で勝ち越すと、七回に原、八回には石井義がソロ本塁打。接戦をものにし、渡辺監督は「普段打たない打者が打って、勢いが付いた」と表情を崩した。

 2人は決して定位置が約束されていない。相手が左投手の時は先発を外れることも多い石井義は、調子を落としていただけに「何も考えずにいったのがはまってくれた」。八回のソロ本塁打は、平野の初球を思い切り良くとらえた。右ひじの手術で戦列を離れた中村の代役を務める原は「うまく(バットに)乗せられた」。ともに今季2号となる一発が、効果的な追加点となった。
 西武は26日から、「赤い旋風」と呼ばれていた前身の太平洋時代のユニホームを着て試合に臨んでいる。期間限定のユニホームでの2試合目で初勝利を挙げ、2位のロッテに今季最大の4ゲーム差を付けた。

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2010年6月27日のニュース