ソフトバンク16残塁の拙攻

[ 2010年6月27日 20:12 ]

 【ソフトバンク1-1楽天】3連勝中のソフトバンクにとっては悔やまれる引き分けとなった。プロ3年目の岩崎が8回途中まで1失点と好投するも、打線が11安打しながら16残塁の拙攻で援護できなかった。「追加点が取れないなあ。止まっちゃう」と、ぼやいていた秋山監督の悩みが如実に表れた試合展開だった。

 二、四回以外はすべて走者を出したが連打はなかった。三回無死二塁では川崎が送りバントを失敗。八回以降、得点圏に走者を置いて好調の長谷川に3度打順が回ったが、いずれも敬遠されて続くスタメン起用の森本が凡退とちぐはぐだった。指揮官も「なかなかなあ」と苦笑いを浮かべた。
 29日からはゲーム差なしで順位が一つ上のロッテと戦う。投手陣が踏ん張っている中、1点を取る野球ができるかが浮上の鍵になる。

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2010年6月27日のニュース