【男子ゴルフ】青木瀬令奈 女子初のアンダーパー 71位発進も“快挙”飛距離の後れをスキルでカバー

[ 2026年4月24日 05:00 ]

男子ゴルフツアー前澤杯第1日 ( 2026年4月23日    千葉県 MZGC(6652ヤード、パー72) )

<前澤杯 第1日>10番、キャディーを務める成田プロ(右)と笑顔を見せる青木(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 女子ツアー通算5勝で主催者推薦で男子ツアー初参戦の青木瀬令奈(33=リシャール・ミル)が5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り71位発進ながら、女子選手としてツアーで初めてアンダーパーを記録した。初優勝を狙う中西直人(37=国際スポーツ振興協会)が63で回り単独首位に立った。今大会は予選カットなしで争う。

 青木が女子選手で初めてアンダーパーを記録した。前回大会と距離が同じでパー70からパー72に変更されたため「悔しい方が大きい。去年だったらオーバーパー」と手放しでは喜べない。ただ快挙が色あせることはない。

 平均飛距離約215ヤードと女子の中でも飛ばない青木は同組の宮里、細野に約80ヤードも置いていかれた。それでも長いクラブをカットに振り抜き、男子も手を焼く硬いグリーンで球を止めて好機を築いた。4番では残り147ヤードから7Uで池とグリーンの間にワンクッションさせ1・5メートルにぴたり。「狙い通りのバーディー」を奪った。

 宮里が「UTやウッドでここしかないという所に落としチャンスをつくる。彼女のスキルが男子ツアーで呼び覚まされた」と絶賛する技術を披露した。

 女子ツアー13勝の成田美寿々にキャディーを託した。パットのライン読みでも「お互いの読みが一致した。それが背中を押してくれた」と親友の助けが大きな力になった。

 推薦出場の打診を受け「飛距離の差で迷惑をかけないか」と悩んだ末に挑戦を決めた舞台で実力を示した33歳は「(宮里)優作さん、(細野)勇策くんのプレーを見て勉強になった。今後に生かせる部分もたくさんある。それを3日間につなげたい」と貪欲に話した。

 ≪記録を1打更新≫男子ツアーに出場した女子選手は今大会を含めて9人(寺西飛香留は3試合、ミシェル・ウィーは2試合)となった。従来の最少スコアは昨年の前澤杯(パー70)で菅沼菜々(第1ラウンド=R)、寺西(第1Rと第2R)がマークしたイーブンパーだった。青木はこの記録を1打更新した。

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年4月24日のニュース