【大相撲】海上自衛隊出身の宇座が新弟子運動能力検査クリア 異色の挑戦に「体格を生かすのは相撲が一番」

[ 2026年4月13日 15:51 ]

<大相撲運動能力検査>笑顔でポーズを決める宇座寿音さん(撮影・会津 智海)
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 大相撲夏場所(5月10日初日、東京・両国国技館)に向けた新弟子運動能力検査が13日、東京・両国国技館で行われ、唯一受検した海上自衛隊出身の宇座寿音(23=尾上部屋)が通過した。5月1日の新弟子検査を受け、内臓検査などを経て同10日に正式に合格が発表される。

 運動能力検査は、体格基準を満たさない入門志望者や、23~25歳未満で一定の実績を持つ相撲未経験者などが対象となる。23歳の宇座は50メートル走、ボール投げ、立ち幅跳びなど7項目のテストをこなし合格基準点をクリア。「とりあえず安心しました」と安堵(あんど)の様子を浮かべた。

 沖縄県宜野湾市出身。幼少期からバスケットボールなどで活躍し、宜野湾高卒業後に海上自衛隊に入隊。那覇基地を経て鹿屋航空基地に所属し、管理隊として土木関係の業務に就いていた。それでも厳しい体重制限がある世界。体重維持も難しくなるなか、上司の勧めもあり「滅多にない話。今がチャンスというか、体格生かせるのは相撲が一番かなと思った」と一念発起し大相撲の世界に飛び込んだ。4月7日に尾上部屋での生活を開始。もともと食べることは大好きで体重を増やすことが仕事は天職だ。「塩、鶏、キムチ…。部屋のちゃんこがおいしい」と水を得た魚のように増量が進んでいる。

 8日から稽古に参加。四股やすり足などの基礎運動に加え、申し合いなども行った。「上司とか周囲の人とか自分がかかわってきた人のために勝ちたい」。1メートル77、174キロと恵まれた体を武器に新天地でも活躍を誓う。

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