【箱根駅伝】9位帝京大 往路17位から史上最大の逆転でシード!指揮官が活「やり返すしかねえだろ!」

[ 2026年1月4日 04:33 ]

第102回東京箱根間往復大学駅伝・復路 ( 2026年1月3日    箱根・芦ノ湖~東京・大手町=5区間109・6キロ )

9位でゴールした帝京大10区・鎗田(中央)(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 次回大会のシード権争いも白熱した。往路17位で復路一斉スタートの帝京大が奇跡の大逆転で9位に浮上し、3年連続のシード権を獲得。日大は10位で滑り込み、12年ぶりのシード権をつかんだ。一方、中央学院大は予選会トップ通過から7年ぶりシード権を目指したが、11位で届かず。14位に終わった東洋大は連続シードが20年で途切れた。

 帝京大がミラクルな逆転劇を演じた。往路17位から復路は5人全員が区間6位以内の好走でシード権の9位に滑り込み。「いやぁ凄い、びっくりした。本当にしびれた。こんなことが起きるのか」と中野孝行監督(62)。顔は紅潮し、声は上ずっていた。

 最後のスパートは勘違いから生まれていた。9区を終え、10位の中央学院大と13秒差の11位。10区の鎗田大輝(4年)は懸命に前を追い、13キロ付近で日大、中央学院大を捉え、シード圏内の9位に浮上していた。ただ復路の一斉スタートが絡み、見た目と実際の順位が異なる展開に翻弄(ほんろう)される。

 残り700メートル地点でテレビ中継に表示されたのは“10位と2秒差”。指揮官は「2秒負けている。お前に懸かっている!」と鎗田にゲキを飛ばした。最終的に11位の中央学院大とは1分36秒差があったため、計測ミスだった可能性も残るが「最後にもう一段階振り絞れた。逆によかった」と鎗田。11年に往路16位から9位となった青学大を上回るミラクルを起こした。

 「世界一諦めの悪いチーム」がスローガン。1区19位、2、3区は最下位と苦しんだ前日夜、指揮官は「半沢直樹じゃないけどやられたら、やり返すしかねえだろ!」と活を入れていた。選手は見事な“倍返し”で応え、ドラマよりもしびれる過去最大の逆転ストーリーを演じてみせた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2026年1月4日のニュース