【箱根駅伝】2位国学院大 過去最高順位 前田監督「精も根も全て出し切ったレース」

[ 2026年1月4日 04:40 ]

第102回東京箱根間往復大学駅伝・復路 ( 2026年1月3日    箱根・芦ノ湖~東京・大手町=5区間109・6キロ )

8区、富士山を背に力走する国学院大・飯国 (撮影・五島 佑一郎)
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 国学院大は、大学史上最高の総合2位に輝いた。10時間40分7秒は昨年の青学大を1分12秒上回る大会新記録。前田康弘監督(47)は「精も根も全て出し切ったレース。正々堂々と真正面から青山学院に勝負を挑みにいった結果だと思う」と振り返った。

 大エースだった平林清澄(現ロジスティード)が抜けた中、復路唯一の最上級生で7区の高山豪起がチームを押し上げた。区間賞の1時間0分54秒で爆走し「最初からトップしか見ていなかった。自分はどこでも勝負できると自信があった」。8月だけで1200キロ走り込んだ自信が結果につながった。

 指揮官には高山の背中から伝わるものがあった。「男の背中には気持ちが宿ると思っている」。6区終了時でトップと3分以上の差がついていた。諦めかけたが「高山の背中を見たときに“監督、なに諦めているんですか”って言われた気がした。“俺は諦めていないっすよ”って。全てを懸けて、ここで走る覚悟を感じた」と涙ながらに明かした。

 往路では野中恒亨(3年)が担った3区途中で小型犬がコース上に乱入し、慌ててよけるハプニングもあった。それでも「ポメラニアンを跳んだけど、運がなかったのは僕のせい。来年は運を持ってきます」と笑いとばした。平林から主将を受け継いだ上原琉翔(4年)は2位という結果に「優勝を狙っていたので悔しい結果には終わったけど国学院の時代を変える新たな一歩を踏み出すことができたと思う」と話した。悲願の総合Vへ、来年こそ“青学大の壁”を越えてみせる。

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