【玉ノ井親方 視点】真っ正面から当たらず 負けるべくして負けた豊昇龍

[ 2025年11月10日 05:20 ]

大相撲九州場所初日 ( 2025年11月9日    福岡国際センター )

<大相撲九州場所初日>豊昇龍(右)を寄り倒しで破る伯桜鵬(撮影・岡田 丈靖)
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 豊昇龍は負けるべくして負けた。安易に張り差しにいって墓穴を掘った。張り差しは決まれば効果的だが、外れると脇が空いて上体が浮く。そうなると簡単に懐に入られてしまい、一気に持っていかれる危うさがある。

 伯桜鵬戦はその典型。当たってすぐに押し込まれ、何もできずにあっさり土俵を割った。先場所までの対戦成績は3戦全勝と分が良かったが、元々馬力のある相手を苦手にしているだけに、取りづらさを感じて張っていったのだろう。真っ正面から当たって鋭く踏み込んでいれば、展開も変わっていたはずだが、それができなかった。悔いの残る黒星だ。

 一方の伯桜鵬は大きな自信をつかむ一番となった。体に張りがあって、場所前によく稽古をしてきた印象を受ける。2日目の大の里戦も2日連続で横綱を食ってやろうと思い切って当たっていくはずだ。(元大関・栃東)

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