オチルサイハンのしこ名は「旭富士」に決定!“伊勢ケ浜部屋の最終兵器”先代師匠のしこ名を襲名

[ 2025年11月10日 19:36 ]

オチルサイハン
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 大相撲九州場所(福岡国際センター)の前相撲で初土俵を踏む新弟子のバトツェツェゲ・オチルサイハン(23=伊勢ケ浜部屋)のしこ名が「旭富士」に決まった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・照ノ富士)が10日、明らかにした。前相撲は、あす11日から始まる。

 モンゴル出身のオチルサイハンは、2018年春に来日して神奈川・旭丘高に相撲留学。同学年の幕内・熱海富士とほぼ同期入門にあたる2021年春から伊勢ケ浜部屋での生活を始めたが「外国出身力士は1部屋1人まで」という日本相撲協会のルールによってデビューできずにいた。その間4年半にも及ぶ研修生活で力をつけ、既に稽古場では三役以上の力士とも互角に渡り合っているという。今年9月の新弟子検査に合格し、九州場所の前相撲でついに初土俵を踏む。

 オチルサイハンをスカウトし、入門から約4年間熱血指導した先代師匠(元横綱・旭富士)のしこ名を継承。今年5月頃には既に決まっており“伊勢ケ浜部屋の最終兵器”の異名にふさわしい力士として、偉大な名前を受け継いだ。元横綱のしこ名の継承は、祖父である第53代横綱の名を襲名した現大関・琴櫻や、3代続いた「若乃花」などの例がある。しかしこれらは大関や横綱昇進時に襲名するケースがほとんどで、デビュー時から名乗るのは極めて異例。それだけ大きな期待の表れとなった。「旭」の字は母校の旭丘高にも由来しており、部屋や母校の思いを背負ってようやく初土俵を踏むこととなる。

 ◇バトツェツェゲ・オチルサイハン 2002年(平14)5月17日生まれ、モンゴル・ウランバートル出身の23歳。2018年春に来日。神奈川・旭丘高入学後に相撲を始め、2年時に国民体育大会団体戦8強。3年時に全国高校選手権(元日相撲)32強。高校卒業後の2021年春に伊勢ケ浜部屋に入門。4年半の研修生活を経て今年9月の新弟子検査を受検し合格。身長1メートル85、体重150キロ。叔母はレスリング女子76キロ級で五輪3大会出場経験のあるブルマー・オチルバト。

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