【柔道講道館杯】素根輝が復帰戦で優勝「戻って来られてよかった」昨年パリ五輪後に左膝を手術

[ 2025年11月1日 17:40 ]

<講道館杯全日本柔道体重別選手権> 冨田(右)との決勝に臨む素根輝 (撮影・須田 麻祐子)
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 柔道講道館杯が1日、千葉ポートアリーナで開幕した。大会1日目は女子7階級が行われた。

 78キロ超級東京五輪金メダリストの素根輝(25=パーク24)は、昨夏のパリ五輪以来1年3カ月ぶりとなる復帰戦を優勝で飾った。

 初戦(2回戦)は斉藤芽生(28=警視庁)に指導3つで反則勝ち。3回戦はゴールデンスコアの延長戦の末、一本背負いで有効のポイントを取って佐藤果(26=センコー)を下した。準々決勝は中村芙母絵(25=大阪府警)と対戦し、外巻き込みで技ありのポイントを取ってから終了間際に鮮やかな背負い投げを決めて一本勝ちを収めた。準決勝は、昨年皇后杯優勝の瀬川麻優(28=ALSOK)と対戦。ゴールデンスコアの延長戦の末、相手の指導3つによる反則勝ちで決勝進出を決めた。決勝は、昨年世界選手権優勝の冨田若春(28=コマツ)と対戦。互いに指導2つでゴールデンスコアの延長戦にもつれ込み、計7分が過ぎたところで相手に3つめの指導が与えられ、反則勝ちで素根の優勝が決まった。

 昨夏のパリ五輪では、準々決勝で敗れた後に左膝のケガで敗者復活戦を棄権して7位。その後は9月に手術を受け、長いリハビリ期間を経て今年6月から本格的な練習を再開した。「パリで負けたという現実が凄く苦しくて、ここから這い上がれるのかな…と。地獄の日々だった」。復帰戦を見事に優勝で飾り「最後まで戦い抜けるかなという不安もあったけど最後は気持ちだった。とりあえず戻って来られてよかった」と安堵(あんど)の表情。「五輪までの道は険しい。目の前の大会を一つ一つ勝っていった先に五輪がある」としながらも「また勝ちたい思いはある。やっぱりまた世界一になりたい」と、2028年ロサンゼルス五輪への意欲を口にした。

 ▽各階級優勝者
・48キロ級 原田瑞希(22=日大4年)
・52キロ級 坪根菜々子(25=自衛隊)
・57キロ級 大森朱莉(23=JR東日本)
・63キロ級 山口葵良梨(24=パーク24)
・70キロ級 池絵梨菜(29=国士舘大柔道クラブ)
・78キロ級 梅木真美(30=ALSOK)
・78キロ超級 素根輝(25=パーク24)

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