【陸上】女子800mの久保凛 世界の強豪たちに「食らいついていく」初出場の世界陸上へ「挑戦が大事」

[ 2025年8月27日 18:11 ]

菅平高原で走り込む久保凛(撮影・前川 晋作)
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 陸上女子800メートル日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高3年)が27日、長野県上田市の菅平高原で練習を公開した。午前中に約1時間半、4.3キロのジョギングや150メートルのダッシュ2本などで汗を流した。

 24日までに世界選手権(9月13日開幕、東京・国立競技場)の参加標準記録をクリアする選手が出なかったため、久保の代表入りが確実に。「シニアでは初めて日の丸を背負って世界で戦うので、まずは試合を全力で楽しむこと。初めてだからこそ緊張とかプレッシャーよりも挑戦して臨める。何も考えずに自分のベストを出して走りたい」と意気込みを述べた。「絶対に自己ベストを出す」と、7月の日本選手権で出した1分59秒52の日本記録を超えるタイムを宣言。「ファイナル(決勝)に残って、メダルを狙えるように」と大きな目標を掲げた。

 7月末の全国高校総体で3連覇を達成して以降は、左ふくらはぎの軽い肉離れで練習ができない時期も。「世界陸上に間に合うのかなと不安もあった」というが「初めてのケガだったので、ずっと休む期間がなかったのでリフレッシュできてよかった。気持ち的にも休めた」とプラスに捉えた。今回の合宿は、リハビリ期間で落ちた持久力を戻すことと高地トレーニングによる心肺機能の強化が目的。「思ったよりも走れて、予想以上に戻せてこられてホッとしている」ともう不安はなさそうだ。

 世界トップレベルの選手たちが集う中での戦いへ。初出場の17歳は「自分よりも速い選手がたくさんいる中で挑戦することが大事。ハイペースになる確率が高いけど、どんな選手にも食らいついていくしかない。限界の中で走ることになるので、自分がどれだけついていけるか試せるのも楽しみ」と胸を高鳴らせた。初めての大舞台が自国開催。「時差もなく万全な状態で臨めるので、自分らしい走りでめっちゃ応援してもらえるように頑張りたい」と力を込めた。

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