【陸上】村竹 男子110M障害で日本勢初の12秒台 今季世界2位の記録「これは出る、と思って」

[ 2025年8月17日 04:45 ]

陸上 ナイトゲームズ・イン福井最終日 ( 2025年8月16日    福井県営陸上競技場 )

日本記録を樹立し笑顔の村竹
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 男子110メートル障害決勝で村竹ラシッド(23=JAL)が12秒92の日本新記録を樹立した。自身と泉谷駿介(住友電工)が持っていた従来の記録を0秒12更新し日本勢初の12秒台突入。今季世界2位の好タイムで9月の世界選手権(東京・国立競技場)でのメダル獲得へ弾みをつけた。女子100メートル障害では日本記録保持者の福部真子(29=日本建設工業)が12秒73で参加標準記録を突破。代表入りを確実にした。

 フィニッシュした瞬間、確信があった。村竹はゴールと同時に雄叫びを上げ、日本新記録が確定すると再び喜びを爆発させた。「凄く感覚が良かった。これは出る、と思って最後まで走った」。序盤からテンポよく刻み、中盤以降は「スピード感が全く違う。新感覚」と振り返った。

 自身の持つ記録を0秒12更新し、日本勢で初めて12秒台に突入。今季世界2位の好タイムは04年アテネ五輪金メダルの劉翔(中国)が持つ12秒88のアジア記録に次ぐアジア2番目。会場は男子100メートルで桐生祥秀が日本人初の9秒台をマークした愛称「9・98スタジアム」。レース前は「(名前を)12・98スタジアムに変えたい」と冗談を言っていたが「それ以上の記録が出ちゃったのでおおーと思った」と笑った。

 昨夏のパリ五輪で5位入賞。世界選手権でのメダル獲得を狙う今季は最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)を軸に世界を回った。27日からのDLファイナル(チューリヒ)を経て世界選手権へ向かう。「12秒台でメダルです。やるからには負けるつもりはない。勝ちにいく」と気合を入れた。

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