【玉ノ井親方 視点】反射神経が良い草野 元大関の突進交わして逆転

[ 2025年7月24日 04:55 ]

大相撲名古屋場所11日目 ( 2025年7月23日    IGアリーナ )

<名古屋場所・11日目>御嶽海(手前)を上手投げで下す草野(撮影・亀井 直樹)
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 また一人、楽しみな力士が優勝争いに絡んできた。新入幕の草野は“組んでよし、離れてよし”の万能型。御嶽海戦は右を差され、一気に前に出られたが、巧みな身のこなしで逆転勝ちした。体をうまく開いて元大関の突進をかわし、右で相手の頭を押さえつけながら上手投げで仕留めた。反射神経の良さを感じさせる一番だった。

 草野の強みは前に出る意識が徹底しているところ。まわしを取っても安易に投げを打たず、前に出て圧力をかけてから勝負を決めようとする。胸を見せて取るのではなく、前傾姿勢を保ち相手の懐に入っていくような相撲を取るのが特徴だ。

 同部屋の先輩・尊富士に続く新入幕Vの期待も抱かせるが、そう簡単にはいかないのが相撲の難しさだ。12日目は三役の若隆景戦。優勝経験のある名手を相手にどんな相撲を取るのか見ものだ。(元大関・栃東)

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