橋本聖子氏 女性初のJOC会長に 東京五輪の汚職・談合事件で逆風も意欲「日本が招致するのは使命」

[ 2025年6月27日 04:00 ]

JOC初の女性会長に就任した橋本聖子氏
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 日本オリンピック委員会(JOC)は26日、東京都内で評議員会と理事会を開いて役員を改選し、元五輪相で日本スケート連盟会長も務めた橋本聖子参院議員(60)を新会長に選出した。任期は2年。国際オリンピック委員会(IOC)もジンバブエ出身のコベントリー氏が初の女性会長に就任したばかりで、偶然にも同時に女性トップが誕生した形だ。

 スピードスケートで冬季大会4回、自転車で夏季大会3回と、日本女子最多の7度の五輪に出場した橋本氏は「36年間のJOCの歴史で、初めての政治家、初めての女性会長という大変光栄な任に就かせていただく。期待に応えるべく、努力していく」と所信表明した。

 理事会では橋本氏のほかに日本サッカー協会前会長の田嶋幸三氏(67)、副会長の三屋裕子氏(66)の3人が立候補し、各氏が演説。複数回の投票を経て、最終的に橋本氏が過半数の票を得た。慣例的に会長候補が一本化されていたJOCでは初の投票実施となり、新会長は「選任のあり方は非常に良かった。開かれた中で決めることができた」と話した。

 会見冒頭では、21年東京五輪・パラリンピック組織委員会で会長を務めた経験から「レガシー(遺産)をJOCで受け継ぎ、さらなるオリンピックムーブメントを巻き起こす」とあいさつ。東京大会の汚職・談合事件の影響で、30年札幌冬季五輪の招致に失敗するなど逆風が吹く中、「開催能力を認められたこの日本が招致するのは使命だと思う。そこは全力で頑張らせていただく」と再招致にも意欲を示した。 (阿部 令)

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