松山英樹 悪夢オーガスタ初のバーディーなし「疲れました」手首痛める不運も影響か…優勝争いから後退

[ 2025年4月14日 00:00 ]

米男子ゴルフツアー マスターズ第3日 ( 2025年4月12日    米ジョージア州 オーガスタ・ナショナルGC=7555ヤード、パー72 )

パットが決まらず、苦い表情の松山英樹(AP)
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 12位から出た21年覇者の松山英樹(33=LEXUS)はバーディーなしの5ボギー、1ダブルボギーの79と崩れて通算4オーバーで48位に後退した。バーディーなしはオーガスタで自身初。79は第3ラウンドの自己ワーストスコア。首位と16打差がつき、2度目の優勝は絶望的となった。66をマークしたロリー・マキロイ(35=英国)が通算12アンダーで単独トップに浮上した。

 悪夢のムービングデーとなった。「長い一日になった。疲れました」。苦しいラウンドを終えた松山は疲労の色が濃かった。バーディーなしはオーガスタ通算53ラウンド目で初の屈辱。79は、12年最終ラウンドと14年第1ラウンドで記録した80に次ぐ悪いスコア。オーガスタの魔女は、松山にほほ笑むことはなかった。

 不振のパットがリズムを狂わせた。4番と6番の3パットでスコアを落とすとショットもブレ始める。7番の2打目は左ラフから前方の木を避けようとフックボールを狙ったが、クラブのネックに当たるミス。右隣のホールまで到達し、連続ボギー。11番では林の中から第2打を打った直後、手首を押さえて顔をゆがめた。プレーへの影響は「ないと思う」と否定したが、その後も松山らしくないミスが続いた。

 13番パー5では「一つでもバーディーを取りたかった」と2オンを狙った一打が高く上がらず低い弾道のままクリークに転がり落ちた。17番では右の林の中からの第2打が木に跳ね返り、第3打は枝に触れて失速しグリーンに届かず、ダブルボギーにつながった。

 68で回った前日とはまるで別人。フェアウエーキープ率は50%(50位)、パーオン率は61・11%(24位)と低調だった。突然ショットが乱れた原因を聞かれ「分かっていればもう少しいいスコアで回っていると思う」と表情を曇らせた。

 トップとの差は16打に広がり4年ぶり2度目の優勝は絶望的。「順位的にも凄く下に下がってしまったので、いいゴルフをして終われるように頑張りたい」。このまま終わるわけにはいかない。歴代覇者として意地を見せたい。

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