遠藤の付け人でおなじみの元幕下・大翔龍が「サウナ横綱」を川越市で開業 11月下旬オープン予定

[ 2024年9月27日 13:08 ]

現役時代の大翔龍(右)と遠藤(竹内太一氏提供)
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 大相撲の元幕下・大翔龍の竹内太一氏(34)が27日、相撲をコンセプトにした飲食店併設のサウナ施設「サウナ横綱」を11月下旬に埼玉県川越市内にオープンすると発表した。

 竹内氏(大翔龍)は、2005年秋場所~2021年夏場所まで追手風部屋に在籍した元力士。弟弟子で現幕内の遠藤(33=追手風部屋)の新入幕時から約8年間付け人を務めていたことでも知られている。現役最後の取組となった2021年夏場所13日目には、遠藤が大関・貴景勝を破った後のインタビューで「今日はどうしても勝ちたかった。分かる人には分かると思います」と話して絆を表現したこともあった。

 大翔龍は現役時代、関取昇進間近の幕下9枚目まで番付を上げた経験を持つ。首や足首のケガに苦しんだ時には治療の一環としてサウナに通っており、引退を決意してから半年で80キロの減量に成功したのもサウナの効果によるものだった。

 「日々、疲労やストレスを感じている方にサウナで体調を整え、明日への活力・原動力にしていただきたいです。サウナに出会って私の人生が変わったように、今度は私が創ったサウナで誰かの人生を変えたい。そういった想いでサウナ事業を立ち上げる事を決意しました。最高のサウナを作り、サウナ界の横綱を目指します」。開業にあたってのコメントを発表した。

 場所は埼玉県川越市内で、西武新宿線本川越駅から徒歩1分。川越市は、本場所の土俵に使われる「荒木田土」が採取される場所であり、今年4月に巡業が開催されるなど相撲と縁が深い。また、サウナ好きの力士や親方も多く、幕内・北勝富士や十両・伯桜鵬らが「サウナー」として知られている。

 サウナは相撲部屋の稽古場をイメージした作りになっており、中央には鉄砲柱も設置されている。併設の飲食処では、追手風部屋仕込みの本格ちゃんこ鍋などの料理も提供される。

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