日大 金銭流用問題 陸上部とスケート部でも不適切な徴収 計50人超被害

[ 2024年9月20日 04:20 ]

日本大学本部(東京・市ケ谷)
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 日大の重量挙げ部の幹部が、入学金や授業料が免除される奨学生の部員から不正に金銭を取り立てて流用していた問題で、日大は19日までに、陸上部とスケート部でも不適切な徴収があったと発表した。今後、奨学生への返金を進める。

 日大によると、陸上部は過去10年で短距離6人、跳躍14人、投てき5人の計25人、スケート部は過去7年でアイスホッケー部門29人の奨学生部員から、幹部が説明もせずに免除された学費の全額、または一部を徴収。奨学生ではない部員の授業料や施設整備資金に充てていた。陸上部は女子やり投げパリ五輪金メダルの北口、男子走り幅跳び東京五輪6位の橋岡も在籍した強豪校として知られている。

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