遠藤 右へ左へ、変幻自在の立ち合いで勝ち越し王手 明石家さんまからの化粧まわし贈呈案も励み?

[ 2024年9月16日 20:04 ]

大相撲秋場所9日目 ( 2024年9月16日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所9日目>豪ノ山(右)をはたき込みで破った遠藤(撮影・松永 柊斗)
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 東前頭8枚目・遠藤(33=追手風部屋)が西前頭6枚目・豪ノ山(26=武隈部屋)をはたき込み、2敗を守って9日目にして勝ち越しへ王手をかけた。10日目の若隆景戦に勝てば、幕内では最終的に13勝した16年秋場所の9日目に次ぐスピード勝ち越しとなる。

 豪ノ山戦は立ち合いで左へ変化した。前日の中日は湘南乃海相手に立ち合いで右へ変化。泳いだ湘南乃海を得意の左四つから寄り切った。

 左へ右へ、変幻自在にマタドールのように舞う立ち合いに「(また)やっちゃおうかな」と取組後、笑顔を見せた。ただ、この日に関しては「立ち遅れた? ちょっとある」と小声で答え、緊急避難的な判断でもあったようだ。

 親交のあるお笑いタレント・明石家さんま(69)は14日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)で、「(遠藤と)もうちょっと上に行ったら化粧まわしを作る、っていうのを人づてに約束してる」と明かした。番組ではさんまが自身の名言集を励みに、遠藤が土俵へ上がっているとも語った。夏場所で8年ぶりに十両陥落後、12勝、10勝とV字回復。さんまからの化粧まわしをつけて、土俵入りする日も近いかも知れない。

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