玉ノ井親方 王鵬 偉大な祖父、そして父から受け継いだ勝負魂 力相撲の末に琴桜破る

[ 2024年9月12日 21:26 ]

<大相撲秋場所5日目>琴桜(左)を攻める王鵬(撮影・会津 智海)
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 【玉ノ井親方 視点】偉大な祖父、そして父から受け継いだ勝負魂が、ここぞという場面で力を発揮した。王鵬が過去4戦全敗と苦手にしていた琴桜を力相撲の末に破った。

 大関の突っ張りに土俵際まで押し込まれたものの、大鵬さん譲りの体の柔らかさを生かし、背中をのけ反らせながら右に回り込んで体勢を立て直す。右を差して組むと、肘を張って大関の左上手を切り、そのまま寄り切った。

 以前は安易に組んで墓穴を掘ることもあったが、最近は貴闘力さん譲りの突っ張りを繰り出してから組むようになり、安定感が出てきた。春場所では照ノ富士から初金星も奪取。琴桜とは場所前の出稽古で胸を合わせ、その取り口を研究していたことも土俵際の粘りにつながったのだろう。

 おっとりとしたタイプで普段は闘志を表に出さないが、高校の先輩から奪った初白星は大きな自信になったはず。この勢いで横綱不在の場所を盛り上げていってほしい。(元大関・栃東)

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