【玉ノ井親方 視点】2度目陥落の貴景勝、押す力の衰え露呈…まだ27歳、一から出直しを

[ 2024年7月26日 19:42 ]

大相撲名古屋場所13日目 ( 2024年7月26日    ドルフィンズアリーナ )

<名古屋場所13日目>おなかにベッタリと砂をつけ引き揚げる貴景勝。ついに大関の座から陥落(撮影・長嶋 久樹) 
Photo By スポニチ

 カド番大関の貴景勝が照ノ富士に敗れ、2度目の陥落が決まった。武器の突き押しが横綱に全く通用せず、押す力が衰えていることを露呈した。馬力がなくなっているのは、首のケガの影響による稽古不足が原因。体にもムダな肉がついてしまっている。今はまだ思うような稽古ができず、一番しんどい時期かもしれないが、まだ27歳と若いのだから一から出直すつもりで奮起してもらいたい。

 今場所2桁勝てば大関に復帰できた霧島も、立ち合いで張り差しにいく消極的な相撲でチャンスをつぶした。張って相手の顔をそむけさせ、楽にまわしを取ろうとしたのだろうが、張り手は脇が甘くなる欠点がある。しっかり頭から当たって、まわしを取りにいけば展開も変わったはずだ。楽をしようとするとツケが回ってくる。今のような気持ちで取り続ける限り、大関に返り咲くのは難しいだろう。(元大関・栃東)

この記事のフォト

「照ノ富士」特集記事

「羽生結弦」特集記事

スポーツの2024年7月26日のニュース