【女子ゴルフ】沖縄出身16歳アマの吉崎マーナが70の好発進!実家は沖縄料理「吉崎食堂」経営

[ 2024年2月29日 15:32 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース第1日 ( 2024年2月29日    沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72 )

<ダイキン・オーキッド・レディース・初日>4番、ティーショットを放つ吉崎マーナ(撮影・西尾 大助)
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 国内女子ゴルフの今季初戦、ダイキン・オーキッド・レディースが29日に開幕。アマチュアの吉崎マーナ(16=沖縄カトリック高1年)が4バーディー、2ボギーの70で回り、2アンダーの好位置でホールアウトした。

 アマチュア予選会を突破し、3年連続3度目の出場となった憧れの舞台。吉崎は最終9番で短いパーパットを沈めると、地元・沖縄のギャラリーからの拍手に笑みをこぼした。 「ミスも出ましたけど、しっかりその中でもまとめられたので良かったです。去年、おととしもあまり初日がうまくいっていなかったので、今日は90点くらいだと思います」

 過去2度の出場では予選落ち。1Wの飛距離は約235ヤードだからこそ、100ヤード以内のショットに磨きをかけてきた。18番パー5で残り77ヤードを56度ウエッジで1・5メートルに寄せてバーディーを奪い、4番パー5でも同じ77ヤードを4メートルにつけてスコアを伸ばした。「練習の成果が出て、バーディーを取れたのが大きかったんじゃないかと思います」とうなずいた。

 実家は那覇市内で沖縄料理の「吉崎食堂」を経営し、現在は沖縄カトリック高在学中。本名は眞夏(まあな)だが、父・俊朗さん(57)が登録名を「マーナ」にしたという。「多分、組み合わせとかで見つけやすいからだと思います」と吉崎。憧れの存在は同じ沖縄出身の宮里藍さん。来年にはプロテスト受験も控えるが、将来的には「世界の舞台で優勝できるような選手になりたい」と目を輝かせた。

 今大会の目標はアマチュアNo.1の称号であるローアマチュア獲得。第2ラウンドに向けて16歳は「目の前の一打一打にしっかりと集中して、一打一打無駄にしないように頑張りたい」と気を引き締めた。

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