馬場咲希「やってみなはれ精神でぶっ飛ばす」 サントリーと所属契約発表

[ 2024年2月27日 14:04 ]

<馬場咲希所属契約記者発表会>宮里藍氏(左)と握手を交わす馬場(撮影・光山 貴大)
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 ゴルフの22年全米女子アマ覇者で昨年11月に国内プロテストに合格した馬場咲希(18)が27日、都内でサントリーとの所属契約会見に臨んだ。期間は2月1日からで、プロ1年目の今季は米下部のエプソンツアーを主戦場に戦う。

 会見に駆けつけたサントリー所属の先輩・宮里藍さん(38)とのトークセッションで、ルーキイヤーへの意気込みを聞かれた馬場は「今年はアメリカでプレーすることになる」と語り、「“やってみなはれ”の精神でぶっとばせるように頑張りたい」と力強く話した。“やってみなはれ”はサントリーのチャレンジ精神を表すモットー。同社への感謝への気持ちも込めた。

 今季は国内下部ステップアップツアーへの出場権利もあったが、「小さい時からアメリカで活躍したい気持ちがあった」と夢を最優先した。18歳の覚悟は本物だ。通常、米ツアーに参戦する際はキャディー、トレーナー、コーチ、家族らチームを組む選手が多い。しかし、単身海を渡り、現地で米国在住の通訳と合流し2人で戦う。「今まで父がずっとついてきてくれていたので少し不安。父に甘えている部分もあったが、そろそろ大人になる年かな」と笑わせつつ、「1人で自立したい」ときっぱり語った。

 宮里さんからは「馬場咲希にしかできない経験を積み重ねていって、それが結果につながれば最高。そうでなくても、必ず、今後に得られるものがたくさんある。いっぱい経験して、いろいろなものを吸収してくれたら。楽しんでください」とエールを送られた。

 米下部ツアーでポイントランクトップ10に入れば、レギュラーツアー切符を獲得できる。「エプソンツアーに挑戦し、より高い世界を目指したい」と誓う馬場は3月8日開幕の「フロリダナチュラルチャリティー・クラシック」に向けて近く渡米。そこからフロリダ州で3連戦に挑むことが決まっている。
 

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