【ラグビー】男子高校生のクラブチームとの複数登録が可能に プレー機会拡充へ規定改正 日本協会理事会

[ 2024年2月14日 20:46 ]

理事会後にブリーフィングを行う日本ラグビー協会の岩渕健輔専務理事
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 日本ラグビー協会は14日、東京都内で理事会を開き、男子高校生と高専学生に社会人チームやクラブチームとの複数登録を認める規定改正案を承認した。

 プレー機会の拡充や競技人口の拡大を目的としたもので、2つのチームでの登録が可能になる。これまでは男子中学生と女子に認められていた制度で、今回の改正でクラブチームも「15歳以上(中学生は除く)で構成するチーム」と年齢制限を引き下げる。

 理事会後に取材に応じた岩渕健輔専務理事は「高校生でなかなか試合が組めないケースが出てきている。複数登録でいい影響が出てほしい」と説明。一方、具体的にどのようなケースが出るかは未知数な部分があり、「女子や中学生ではやっているので説明しているが、想像できないという声も出ている」と話した。同専務理事によれば、他の球技ではほとんど類例がない画期的な制度だという。

 また今年初めて開催された国際交流試合「クロスボーダーラグビー2024」について、「課題があると認識している。将来的にどのようにするか議論したい」と話した。

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