【バスケ天皇杯】千葉 大逆転で決勝進出!富樫「最高」29得点で最大21点差ひっくり返す 決勝VS琉球

[ 2024年2月14日 21:01 ]

第99回天皇杯全日本選手権・準決勝   千葉ジェッツ78ー72宇都宮ブレックス ( 2024年2月14日    船橋アリーナ )

 千葉J―宇都宮 第1クオーター、攻め込む千葉J・富樫(右)=船橋市総合体育館
Photo By 共同

 バスケットボール男子の第99回天皇杯全日本選手権の準決勝が14日に行われた。千葉ジェッツと宇都宮ブレックスが対戦。千葉は最大21点リードを許したが、日本代表でチームのエースである富樫勇樹が5本の3Pシュートを含む29得点9アシストの大活躍で、第4クオーター(Q)に試合をひっくり返して大逆転勝利を飾り、連覇に向けて決勝進出を決めた。3月16日に決勝で川崎ブレイブサンダースに勝利した琉球ゴールデンキングスと対戦する。

 試合後、富樫は「本当に最高でした。誰も諦めずに戦うことができた」と笑顔で振り返った。

 昨季Bリーグ準優勝でシードとして今大会準決勝から出場となった千葉。第1Q開始早々に宇都宮・比江島と千葉・富樫の日本代表同士のマッチアップに会場も盛り上がった。

 その中で千葉は開始から6分間無得点というまさかの出来事が起こった。0―16の残り3分35秒で日本代表の富樫勇樹が比江島慎から反則を誘って、フリースローを2本決めてこの試合初得点。その後、残り3分1秒でジョン・ムーニーの2点シュートがこの試合最初のフィールドゴール成功となった。

 第2Qは最大21点リードを許したが富樫が3点プレーを成立させるなど徐々に反撃開始。前半は29―45と16点リードを許した。

 第3Qは富樫が爆発した。3本の3Pシュートを含むこのクオーターだけで13得点をマークして、このクオーター終了時には3点差に詰め寄った。

 勝負の第4Qは残り7分6秒に富樫の3Pシュートで逆転に成功した。その後の接戦の展開で競り勝って大逆転で決勝進出を決めた。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年2月14日のニュース