51歳葛西「状態ばっちり」 W杯最多出場記録更新へ手応えの2位 

[ 2024年2月13日 04:37 ]

左から2位の葛西、1位の佐藤、3位の小林
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 ノルディックスキーの第64回雪印メグミルク杯ジャンプ大会は12日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場で行われ、男子は51歳の葛西紀明(土屋ホーム)が1回目128メートルの4位から2回目に141メートルを飛び、合計257・2点で2位に入った。

 3日のTVh杯に続く連勝はならなかったが、ヒルサイズ越えの大ジャンプで予選メンバー入りを決めているW杯札幌大会(17、18日)に向け、視界良好となった。

 完璧に近いジャンプを2本そろえた。1回目は逆風の中、128メートルでまとめると、2回目はヒルサイズ越えの大ジャンプで全体トップの高得点をマーク。「1回目のあの風で優勝は逃してる。でもあの風の中であそこまで行けたのは良いジャンプ」と振り返った。優勝こそ逃したが、表彰台に立ち、充実の笑みを浮かべた。

 W杯札幌大会前、最後の実戦となった。「状態はばっちり。良い調整はできてる」と手応えを感じている。目標については「まずは30位以内に入ってポイントを取りたい」と話した。4季ぶりとなる予選突破で本戦進出を決めれば、自身の持つW杯最多出場のギネス世界記録(569試合)の更新となる。

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