石川祐希14得点で強豪撃破に貢献　バレーボール男子イタリア1部

スパイクを放つ石川祐希（C）legavolley.it

　バレーボール男子イタリア1部リーグで日本代表主将の石川祐希（28）が所属するミラノは26日、ペルージャと対戦し3―2（14―25、20―25、25―12、25―22、15―12）で逆転勝ちを収めた。

　石川は途中出場で14得点をマークし難敵撃破に貢献した。レギュラーシーズン前半戦を終え、ミラノは11試合6勝5敗の6位で折り返した。

　石川が本格復帰を果たした。腰痛による離脱からリーグ戦3試合ぶりに復帰した前節ターラント戦は、守備中心の起用で出場時間が短く無得点だった。

　しかし、この試合は第1セットはベンチスタートだったものの、第2セット以降は全てのセットでスタートからコートに立った。

　第2セットの15―17の場面で、レフトからクロスのスパイクを決めて初得点を挙げると、ブロック2得点、サービスエース2得点本を含むチーム2位タイの14得点を叩き出した。

　ペルージャは昨季レギュラーシーズン無敗の強豪。前半戦最終戦で貴重な勝ち星を挙げ、ミラノも石川も後半戦に弾みを付けた。