振分親方と出来山親方が名跡交換　ともに境川部屋の部屋付き親方

出来山親方（元佐田の富士）
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　日本相撲協会は27日、振分親方（41、元幕内・寶千山）が年寄「出来山」を、出来山親方（39、元幕内・佐田の富士）が年寄「振分」を襲名すると発表した。

　2人はともに境川部屋の部屋付き親方。新・出来山親方（寶千山）は下の名が「幸観（こうかん）」で、同部屋の弟弟子と名跡を「交換」する形となった。

　佐田の富士は最高位が西前頭2枚目で、17年夏場所限りで引退。これまでに「山科」「出来山」と名跡を変更して「振分」を襲名した。

　寶千山は最高位が西前頭14枚目で、13年九州場所後に現役を引退。「君ケ浜」「振分」と名跡を変えて「出来山」を襲名した。