宇野昌磨が帰国「試行錯誤しながら自分らしい個性を磨きたい」 21日から全日本選手権

[ 2023年12月11日 20:54 ]

男子フリー、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル男子で2位だった宇野昌磨(トヨタ自動車)が11日、中国から羽田空港に帰国し、取材に応じた。

 SP、フリーともに2位の合計297・34点で準優勝。「それだけハイレベルの戦いだった。フリープログラムでは自己採点でもまだできるなという感想もある」と振り返り「このハイレベルの中で今後も戦っていけることは楽しみ」と前向きに語った。

 頂点に立ったイリア・マリニン(19=米国)については「彼のジャンプ技術を上回る選手は、もう当分現れないんじゃないかと思わされるほど素晴らしい技術」と語り「そのジャンプにはかなわなくても、それ以外の部分で戦っていけるように、試行錯誤しながら自分らしい個性を磨きたい」と今後を見据えた。

 21日には全日本選手権(長野)が開幕する。前回王者は「短い時間だけど磨き上げて世界選手権(来年3月、カナダ)に出られるように頑張りたい」と意気込んだ。

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