柔道男子60キロ級・永山竜樹　「知り尽くした」パリでいざ世界一　GS東京大会制して五輪代表内定

代表内定し笑顔の（左から）高山、永山、高市（撮影・島崎　忠彦）
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　柔道のグランドスラム東京大会を制し、パリ五輪代表に内定した男子60キロ級の永山竜樹（りゅうじゅ、SBC湘南美容クリニック）が一夜明けた4日、東京都文京区内で会見に臨み「やっとスタートに立てた。世界一になれるところを見せたい」と意気込んだ。今年5月にはパリで単独武者修行を敢行し、例年2月に開催されるGSパリ大会は20、22年に制覇。1カ月の滞在で「パリは結構知り尽くした」と話す。

　前夜には弟が都内で経営するジンギスカン店で家族・親戚や友人らと祝宴。神田の店は好調というが、新宿の店は「ちょっとまだ（客足が）微妙なんで…お願いします！」とアピール。“五輪王者の弟が経営”という箔（はく）を付けるためにも、永山本人は柔道で頑張る。