女子高生・菅楓華69首位堅守「今の実力でここまで来れるのはびっくり」女子ゴルフ最終予選会

女子ゴルフツアー最終予選会第2日 （ 2023年11月29日    静岡県　葛城GC宇刈C＝6421ヤード、パー72 ）

笑顔を見せる菅楓華（撮影・西尾　大助）
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　現役女子高生の菅楓華（18＝宮崎・日章学園高）が5バーディー、2ボギーの68をマークし通算7アンダーに伸ばし、新垣比菜（24＝ダイキン工業）とともに初日からの首位を守った。

　強風の中、3つ伸ばした菅は「ショットがビタビタ来る感じのゴルフではない。結構耐えている感じ」と振り返った。

　インから出て10番でバンカーからの第3打がグリーンに乗らずピンチを迎えたが、7ヤードを58度のウエッジでねじ込んでチップインパー。窮地を切り抜けてリズムをつかんだ。前半をパープレーで追えると、後半は7番で1メートル、9番で2メートルに付けるなどバーディーを重ねた。

　宮崎市生まれの18歳。6歳でクラブを握り、日本ジュニアで昨年2位、今年4位に入るなど全国レベルで実績を残し、初挑戦だった今年プロテストは5位で合格した。1メートル67、60キロの均整の取れた体格で、平均飛距離は240ヤードを飛ばす。

　首位ターンを決めたが「今の実力でここまで来れるのはびっくり。1位（通過）とか考えずに普通にやっていきたい」と冷静に残り2日に向かう。