乾友紀子が引退を発表、アーティスティックスイミング・リオ五輪で銅メダル 27日に会見

[ 2023年10月20日 13:04 ]

2023年7月の水泳世界選手権エキシビジョンえの乾友紀子(撮影・平嶋 理子)
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 日本水連は20日、アーティスティックスイミング(AS)の乾友紀子(32=井村ク)が現役を引退すると発表した。27日に都内で記者会見を開く。

 乾は滋賀県近江八幡市出身で、小学1年の時に競技を始めた。同6年時から井村雅代コーチに師事し、12年ロンドン五輪では小林千紗と組んだデュエット、チームともに5位。16年リオデジャネイロ大会でチーム、デュエットとも銅メダルを獲得し、21年の東京大会はいずれも4位だった。

 その後はソリストとして活動し、昨年の世界選手権で非五輪種目の女子ソロで日本勢初の金メダルを獲得するなど2種目を制し、福岡市で開かれた今年7月の世界選手権で2年連続のソロ2冠を達成した。

 ◇乾 友紀子(いぬい・ゆきこ)1990年(平2)12月4日、滋賀県近江八幡市生まれの32歳。小学1年からシンクロを開始。近江兄弟社高―立命大卒。1メートル70、56キロ。愛称は「ワンさん」。

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