サーフィン松田詩野が「TOKIOインカラミ」と所属契約　平野歩夢、高木美帆らと同所属に

＜松田詩野＞TOKIOインカラミと所属契約を発表する松田詩野（撮影・西尾　大助）
Photo By スポニチ

　サーフィン女子で24年パリ五輪代表に事実上内定している松田詩野（21）が11日、イフイング株式会社が展開する美容室向けのヘアケアブランド「TOKIOインカラミ」と所属契約を結び、東京都内で会見に臨んだ。契約期間は次々回のロサンゼルス五輪が開催される28年までの5年間。自身初の所属契約に「所属契約できてとてもうれしい。応援、サポートの気持ちを聞き、気が引き締まる。頑張ろうという気持ちになっている」と素直に喜びを口にした。

　同社は近年、アスリート支援に力を入れており、スノーボード・ハーフパイプの平野歩夢、スピードスケートの高木美帆らがすでに所属。サーフィン界からは初の所属契約となり、五輪金メダリストたちと同じ看板を背負うことになる松田も「メダリストがいるチームに入れて光栄だし、自分もより活躍したい気持ちが高まった」と意気込んだ。

　同社の冬廣應尚社長も「いろんなところから期待があると思う。パリ五輪で一番いい結果を出してもらう、具体的には金メダルだが、その期待がプレッシャーにならないようと思っている。地道に行って、結果が出れば最高かなと思う」と松田を気遣いつつも期待を寄せた。

　所属契約は10月1日からだが、“所属効果”は少し早く実感している模様。先月下旬から約2週間行った五輪会場となる仏領ポリネシア・タヒチ島チョープーでの合宿では、TOKIOインカラミのヘアケア商品を現地へ持参。「いつも海外に行くと（髪が）パサパサになるが、今回は全然パサつきが気にならなかった。これからもケアしたい」と絶賛した。