青学大・原晋監督 箱根駅伝の学生連合廃止、関東学連に「組織に問題?個人に問題?…想像つきますけどね」

[ 2023年8月31日 15:37 ]

青山学院大陸上部の原晋監督
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 青学大陸上競技部の原晋監督(56)が31日、自身のX(旧ツイッター)を更新。来年の箱根駅伝(24年1月2、3日)で関東学生連合チームが廃止されることに言及した。

 関東学生陸上競技連盟は、第100回の記念大会を迎える来年について、通常から3枠増の23校が出場し、予選会に全国の大学が出場できるとする一方で、「連合チームを編成しない」と通達した。この関東学生陸上競技連盟の決定については、議論が十分に果たされたとはいえない中での決定では、という意見も出ている。

 学生連合チームは、予選会で敗退した大学の選手で構成し、本大会にオープン参加するチーム。個人個人で優秀な選手が集まり、強豪校と戦える制度で、強豪校以外の選手にとっては大舞台で走れる貴重な機会でもある。

 原氏は、「第100回箱根駅伝で『学生連合』が編成されないのは一体なぜか 『明らかな規約違反』と憤る選手も」と題された記事を貼り付けて、「第100回箱根駅伝でも様々な問題が噴出しますね?!」と問題提起。そのうえで、「問題解決には組織に問題があるのか?個人に問題あるのか?をまずは特定していかなければ解決には至らないだろう。私にはなんとなく何が問題かは想像つきますけどね!?」とつづった。

 原氏は、3日に出演したフジテレビの番組で「正式な場で会議の議論がされずして、一部の役員が通達をして、それがあたかも議論をされたような決定事項になっているというのが実態なんです」と、裏事情を暴露。「本来、関東学連というは互助会組織ですから、役員も長く、ある意味居座っちゃダメなんですよ。各大学の持ち回りで役割を決めていかなければいけないんですが、いまだに長くいらっしゃる方も一部にいらっしゃる。これが闇の一つなんですね」と、関東学連の“闇”について問題提起している。

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