カー娘・藤沢五月 まるで別人!激変黒ビキニ筋肉美 もぐもぐ卒業で激やせムキムキ

[ 2023年7月23日 05:30 ]

ボディメイクコンテスト「MOLA CUP」ビキニクラスに参戦した藤沢五月(FWJ公式ツイッターから)

 まるで別人!カーリング女子で22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレの藤沢五月(32)が22日、水戸市で開催された「ボディメイクコンテスト MOLA CUP」に出場。シークレットゲストとしてサプライズ登場し、ストイックに絞った肉体美を披露した。大会公式ツイッターは、日焼け姿のビキニショットを投稿。氷上のヒロインが異例の挑戦で衝撃を与えた。

 誰もが目を丸くする、イメチェン写真だった。同大会を主催する「FWJ―FITNESS WORLD JAPAN」公式ツイッターが投稿した写真には、小麦色の肌にエメラルド色のビキニを身にまとった藤沢の姿があった。鍛え上げられた上腕二頭筋や大腿筋、奇麗に割れた腹筋…同じ人物とは思えない肉体だった。「ヒールを履く時がないからこけたらごめんなさい」とジョークを飛ばしながら、ビキニクラスの2部門に出場。オープンでは13人中2位に入った。

 氷上でストーンを自在に操るスキップの藤沢は、色白でバキバキに鍛えているイメージはなかった。関係者によると、超異例の挑戦は本人の強い意向で、大会主催者の公式ツイッターは、「実は筋トレ好きでカネキン(筋トレユーチューバー)さんの大ファンだそう」と伝えた。オフ期間の約2カ月間の準備を経ての出場。今月14日のチーム始動会見に参加した時は、極限まで肉体を鍛えている最中だったため、ネット上で「激やせ」を指摘する報道もあった。だが、実はムキムキの体を披露する過程だった。

 “本職”のカーリングでは昨季、世界選手権で4強入りを逃すなど悔しさも味わった。14日の会見で「成長し続けることを第一に頑張っていきたい」と語った通り、まずは自身の肉体でその言葉を体現した。

 8月からロコ・ソラーレとして氷上での練習が始まり、9月からカナダ遠征を経て、2連覇が懸かるパンコンチネンタルカーリング選手権(10~11月、カナダ)に向かう。周到な準備で魅せたマッチョな姿はしばらく?見納めとなりそうだが、世界の頂を目指すストイックな姿勢は変わらない。

≪トータルの美を追究≫ ▽ボディメイクコンテスト 鍛えた肉体を審査で競う競技。主に筋肉量と密度が評価されるボディービル系と、筋肉の付き方やバランス、美しさをアピールするフィジーク系に分けられる。藤沢が出場した大会の主催者FWJでは、女性の競技種目はビキニ、ウェルネス、フィギュア、ウィメンズフィジークの4つ。肌の色をスプレーで濃くするカラーリングも可能。藤沢の出場したビキニは女性らしさを保ちつつ筋肉美を競う。ツーピース水着で、アウトライン、バストからヒップをより強調し、髪形からメークまでトータルの美を追究する。

 ◇藤沢 五月(ふじさわ・さつき)1991年(平3)5月24日生まれ、北海道常呂町(現北見市)出身の32歳。5歳でカーリングを始める。北見北斗高から10年に中部電力に入社し、11年から日本選手権4連覇。15年にLS北見(現ロコ・ソラーレ)に加入。18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪銀メダルを獲得。ポジションは司令塔のスキップ。公式プロフィルの性格は「負けず嫌い」。1メートル56。

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