西川哲のゴルフ新理論~レッスンの誤った常識を正す ②右に打ち出すボールの直し方

[ 2023年7月21日 12:00 ]

西川哲のゴルフ新理論~レッスンの誤った常識を正す ② 右に打ち出すボールの直し方
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 目標よりも右に打ち出して曲げてしまう人は少なくありません。今回はボールを右へ打ち出さない方法をレッスンします。一般的な対処法としてグリップやアドレスを修正するレッスンはありますが、西川哲プロの考えは少し異なります。バックスイング、あるいはダウンスイングでのフェースの開きに問題があると分析しているからです。それを修正するには、両肘の向きと高さがポイントになるとのこと。右に曲げないための極意です。パートナーは女優の馬場奈々瀬さんです。

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 馬場 1W、アイアンに関係なく、ボールを目標の右に打ち出してしまいます。どうしたら修正できますか?

 西川 バックスイングしてみましょうか。そうですね、やはりクラブフェースを開いた状態で上げています。これだとダウンスイングでもフェースが開いたまま下りてくるので、ボールは目標よりも右に打ち出されます。まずは、バックスイングでフェースが開かないように心がけましょう。

 馬場 どうしたらフェースの開きを抑えられるのでしょうか。

 西川 1つは左肘の向きです。馬場さんの左肘は正面を向いています。正解は下に向ける形です。もう1つは右肘が左肘よりも低い位置にきていることです。どちらも確実にフェースが開いた状態を作ります。バックスイングでは左脇を締めてクラブを上げますが、左肘は下に向け、右肘と左肘の高さが同じになるように心がけましょう。正面から誰かに自分の姿を見てもらった時に右肘が見えていない形が理想です。

 馬場 自分一人でチェックするには?

 西川 鏡で飛球線後方からの形をチェックしましょう。クラブを持たなくても良いので、顔を下に向けたままトップ・オブ・スイングの形を作ります。そこで動きを止め、両肘の高さが同じかどうかチェックします。高さが同じならOKですが、右肘が左肘よりも低い人は、普段のスイングでもフェースが開いていると考えてください。左肘が正面を向いている人も要注意です。

 馬場 バックスイングでフェースが開いていなければ、ダウンスイングでも開きませんか?

 西川 だと良いんですが。バックスイングでフェースが開かなくても、ダウンスイングで開く人はいます。本来、両肘の高さを変えずにクラブを下ろせば、フェースが開くことはありません。ところが、両肘の高さを変えることで、左手甲が上を向いたり、右肘が下がってしまうのです。その時点でフェースは開き、目標の右へ打ち出す球が決定します。これは飛ばそうとして力を入れてしまう人に多く見られます。ダウンスイングへの切り返しで力を入れると、その瞬間にフェースが開くと考えましょう。

 馬場 何か防ぐ方法はありますか?

 西川 あります。まずはダウンスイングへの切り返しで力を入れないこと。そして、両手とクラブ(グリップエンド)を5cmほど体の右サイドに向かって動かしてから、クラブを下ろすようにしてみましょう。クラブを少し体から離す動きを取り入れることにより、左手甲が上を向いたり、右肘が下がる動きはなくなります。当然、フェースも開かないので、ボールを目標の右に打ち出すこともありません。

 (取材協力・バーディ赤坂24)

 ◇西川 哲(にしかわ・てつ)1968年(昭43)5月2日生まれ、東京都出身の55歳。12歳でゴルフを始め日体荏原高時代に日本ジュニア優勝。88年プロテストにトップ合格。91年マルマン・オープンでツアー初V。通算3勝。18年からシニアツアーに参戦。今季から女子プロの植竹希望を指導している。

 ◇馬場 奈々瀬(ばば・ななせ)1995年(平7)7月7日生まれ、福岡県出身の28歳。12歳でテニスを始め柳川高時代にインターハイ出場。卒業後に女優活動を始め舞台「路地裏物語」の出演や東海ろうきんwebCM、外務省リーフレットモデルなどで活躍中。

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